【MySQL Workbench】複数のデータベースをまとめて移行する方法。

MySQL の GUIツールである「MySQL Workbench」を使って、データベースをそのまま移行する方法について紹介します。

あらかじめ、移行元PCと移行先PCのいずれにも「MySQL」と「MySQL Workbench」などがインストールされているとします。

「MySQL」本体のダウンロードは、以下のページから行います。
https://dev.mysql.com/downloads/installer/

「mysql-installer-community-8.0.23.0.msi」のようなインストーラーをダウンロードすると、「MySQL Workbench」もまとめてインストールすることができます。

「MySQL Workbench」単体のみのダウンロードは、以下のページから行います。
https://www.mysql.com/jp/products/workbench/

作業内容としては、

移行元のPCで、データベースのエクスポートを行い、移行先のPCで、データのインポートを行います。

移行元PCでの設定

「MySQL Workbench」を立ち上げて、「Server」メニュー→「Data Export」を選択します。

「Tables to Export」から移行したいデータベースのチェックボックスを選択します。

移行するデータベースは複数選択しることができます。

「Start Export」ボタンを押すと、エクスポートが開始されます。

エクスポートされたファイルは、「dumps」フォルダの「DumpYYYYMMDD」フォルダ内にテーブルごとに「xxxx_tb.sql」のようなものになっていました。

移行先PCでの設定

インポートしたいデータベースをあらかじめ作成しておきます。

「MySQL Workbench」を立ち上げて、「Server」メニュー→「Data Import」を選択します。

「Import from Dump Project Folder」から、「DumpYYYYMMDD」フォルダを選択します。

データベースのリストが出るので、「Start Import」で取り込みを開始します。

「Import of C:\Users\XXXX\Documents\MySQL\dumps\Dump20210322 has finished」のようなメッセージが表示されたら成功です。