【ビットコイン】承認されたブロックを見てみる【ブロックチェーン】
ビットコイン(BitCoin)の公開台帳であるブロックチェーンについて、新たに承認されたブロックの情報を実際に見てみました。
ブロックチェーン技術については、以下にまとめましたので、目を通しておくと良いかもしれません。
・1ブロックに含まれる情報について
【ビットコイン】1ブロックに含まれる情報について調べてみた【マークル木】
・新しいトランザクション(取引)の追加方法について
【仮想通貨】新しいトランザクション(取引)の追加方法【ブロックチェーン】
ビットコインの承認されたブロックの情報について、「BLOCKCHAIN.COM」というサイトで具体的に見ることができます。
https://www.blockchain.com/explorer
Contents
ブロックチェーンの情報
承認されたブロックの情報が一覧で表示されます。
「高さ」「ハッシュ」項目がリンクになっているので、クリックすると、そのブロックの詳細情報がみれます。
ブロックの詳細情報
重要そうな情報については赤枠で囲んであります。
ハッシュとノンス
一番上の「ハッシュ」項目の値は、ブロックヘッダーのハッシュ値です。
なお、ハッシュ関数には SHA-256 を用いているので 16進数で64文字となります。
ゼロ「0」が16文字並んでいます。ノンスの値を変えていってこのハッシュ値を探します。これをマイニングといいます。
下部の「ノンス」項目は、ゼロ「0」が16文字並ぶようなハッシュ値を導くための「解」の値となります。
トランザクション数
このブロックに含まれるトランザクション(取引)数を表しています。
この例だと 2968個の取引をこのブロックで承認したことになります。
なお、トランザクションはマークル木(ハッシュ木)で管理されています。
マークル根
トランザクションを管理しているマークル木のルートのハッシュ値となります。
なお、ハッシュ関数には SHA-256 を用いているので 16進数で64文字となります。
トランザクション(取引)情報
このブロックに含まれる全取引が一覧で表示されています。
送り手のアドレスと受け手のアドレスが記載されていて、「→」で示されています。
アドレスは数字の「1」または「3」から始まる英数字の文字列となっています。
12dRugNcdxK39288NjcDV4GX7rMsKCGn6B
39SYmkh2SpAGmEf7qEBpgm9SuhgfsKCCSX
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