【matplotlib】 Python でヒストグラムの横軸と棒(ビン)の数を調整する方法。
Python の matplotlib を使ってヒストグラムを描画し、横軸の目盛りと棒(ビン)がそろうように調整したときのメモです。
「matplotlib.pyplot」をインポートして、「hist」関数でヒストグラムを描画します。
まずは、データのみを渡して、デフォルトで描画してみます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
import matplotlib.pyplot as plt fig = plt.figure() # ヒストグラムの描画 plt.hist([リスト]) # ファイルに保存 fig.savefig('hist_1.png') |
外れ値(最大値)があるので、横軸の範囲を変更します。
範囲は、「range」で最小値と最大値を設定します。
1 |
plt.hist([リスト], range=(0, 11000)) |
少し見やすくなりましたが、これだと横軸の目盛りと棒(ビン)がずれてしまっています。
どうやって調整するかというと、デフォルトで棒(ビン)の数が 10本と決まっているため、棒(ビン)の数をキリが良い数に指定します。
今回は、横軸の範囲を 0~11000 に指定したので、仮に 1000 ずつ棒(ビン)を描画すると 棒(ビン)の数を 11本に指定します。
棒(ビン)の数は「bins」で指定します。
1 |
plt.hist([リスト], bins=11, range=(0, 11000)) |
ちょっとわかりにくいので枠線を追加します。
「ec=’k’」とすると棒に枠線がつきます。
1 |
plt.hist([リスト], bins=11, ec='k', range=(0, 11000)) |
これで、ヒストグラムの横軸の目盛りと棒(ビン)がぴったりそろっていることが確認できました。
関連記事
-
-
【Pandas】 DataFrame のインデックスを置き換える方法【Python】
今回は、Pandas の DataFrame型で、インデックス(index)を分かりやすいものに置き
-
-
【Python】OpenCV を使って顔画像を検出してみた。
OpenCV のインストール Numpy のインストール [crayon-66a4be49f
-
-
【Python】pip3 で「cannot import name ‘main’」エラーが出たときの対処法。
Python でライブラリをインストールする際に、pipを使います。 Python2 と Py
-
-
【Pandas】 DataFrame で2行の列ごとの差を計算する方法【Python】
今回は、Pandas の DataFrame で、2行間の列ごとの値の差を計算し、その結果を Dat
-
-
python 2.7 を Windows 64bit OS にインストールした。
python 2.7 を Windows にインストールしたときのメモです。 Python に
-
-
【Python】プログレスバーを表示させる【tqdm】
Python でスクリプトの実行時間が長くなると、進捗状況が知りたくなったので、標準出力にどのくらい
-
-
【Python】API を使って Amazon の商品情報を収集する方法。
AmazonAPI ライブラリをインストール 以下のコマンドで python-amazon-sim
-
-
【Pandas】 DataFrame のある列の最大値を含む行のインデックス値を取得する方法。
今回は、Pandas の DataFrame において、ある列で最大値を求めて、その最大値をもつ行に
-
-
【Pandas】 DetaFrame の列ごとに演算する方法【Python】
今回は、DetaFrame の列ごとに平均や加算・減算なのど演算をし、結果を DetaFrame 型
-
-
【Python】機械学習のために SciPy・Matplotlib・scikit-learn をインストール。
Python で機械学習を行うために、Windows OS の python 2 系にライブラリ「S