【基本】簿記３級取得に向けて初心者がやったこと｜仕訳帳・伝票・総勘定元帳

前回、簿記超初心者の私はまず、YouTube で「超初心者から始める簿記３級講座」を見ることをしました。次に、関連動画である「【基本】超初心者から始める簿記3級講座」を見ることにしました。順番的には、【標準】超初心者から始める簿記3級講座 の前に見るのが良いようです。

【基本】超初心者から始める簿記3級講座

こちらは、「【基本】超初心者から始める簿記3級講座」で全部で２６回あります。

※YouTube の「連続再生」を ON にしておけば、自動的に次の講座が再生され便利です。

仕訳帳と伝票

仕訳は仕訳帳に記入する。

仕訳を分担する場合には伝票を使用する。

仕訳帳の記入方法

• 摘要（てきよう）欄には、勘定科目をかっこを付けて記載する。借方の科目を左に、貸方の科目を右に書く。
• 小書き（こがき）は、取引の内容を記入し、１つの仕訳が終われば線を引く。
• 元丁（もとちょう）欄には、総勘定元帳の各勘定の番号を記入する。
• 借方、貸方欄には、それぞれに該当する金額を書く。

伝票の記入方法

伝票は以下の５つある。

• 入金伝票：現金の増加を記録する。
• 出金伝票：現金の減少を記録する。
• 仕入伝票：仕入の増加を記録する。
• 売上伝票：売上の増加を記録する。
• 振替伝票：上記以外の取引を記録する。

３伝票制（入金伝票、出金伝票、振替伝票）と５伝票制（入金伝票、出金伝票、仕入伝票、売上伝票、振替伝票）がある。

伝票を記入することを起票という。

※仕入伝票にはあらかじめ科目欄に「買掛金」と印字されているため、それ以外の勘定科目は使えない。

※売上伝票にはあらかじめ科目欄に「売掛金」と印字されているため、それ以外の勘定科目は使えない。

５伝票制の場合、仕入もしくは売上が増加する場合には、必ず仕入伝票、売上伝票に起票しなければならない。

そのため、仕入もしくは売上が増加する場合で、勘定科目が買掛金もしくは売掛金以外の場合、まず、仕入もしくは売上伝票に記入したのち、振替伝票に買掛金もしくは売掛金を打ち消す処理をする。

帳簿

主要簿は、取引があるたびに必ず記録しなければいけないもの。具体的には、仕訳帳もしくは伝票、総勘定元帳の３つが主要簿にあたる。

補助簿は、必要に応じて記録するもの。具体的には、

• 現金出納帳
• 当座預金出納帳
• 小口現金出納帳
• 支払手形記入帳
• 受取手形記入帳
• 仕入帳
• 売上帳
• 商品有高帳
• 買掛金元帳
• 売掛金元帳

などがある。

仕訳帳と総勘定元帳

仕訳帳とは、日々の取引を記録したもの。

総勘定元帳とは、勘定科目ごとに整理したもの。

複合仕訳とは、１つの勘定科目に対して、２つ以上の相手科目があるもの。そのため、仕訳帳での複合仕訳の場合は、摘要欄に「諸口（しょくち）」と上に記入する。総勘定元帳の摘要欄にも諸口を相手科目とする。