【人工知能】コンピュータチェスの歴史をまとめてみた。

公開日: : 最終更新日:2018/06/08 ボードゲーム , ,

コンピュータチェスは、1997年に DEEP BLUE がグランドマスターのカスパロフを破ったことは有名ですが、そこに至るまでのコンピュータチェスの歴史を時系列でまとめてみました。

レオナルド・トーレス・ケベード(Leonardo Torres y Quevedo)

レオナルド・トーレス・ケベード(Leonardo Torres y Quevedo)は、スペインの数学者で、初めてチェスの機械人形を開発しました。1912年に開発されたもので、チェスプレイヤーの意味であるエル・アヘドレシスタ(El Ajedrecista)と名付けられました。この機械では、チェスの終盤のみを扱いました。歴史上、最初のチェスコンピュータでした。

【リンク】

Wiki:レオナルド・トーレス・ケベード

コンラート・ツーゼ(Konrad Zuse)

コンラート・ツーゼ(Konrad Zuse)は、ドイツの技術者であり、世界初の高水準プログラミング言語であるプランカルキュールを設計しました。

【リンク】

Wiki:コンラート・ツーゼ

クロード・シャノン(Claude Shannon)

クロード・シャノン(Claude Shannon)は、アメリカ合衆国の電気工学者・数学者であり、「情報論理の父」と呼ばれました。コンピュータチェスに関する論文「Programming a Computer for Playing Chess」を発表し、評価関数に基づくミニマックス法や探索木などコンピュータがチェスをする方法を示しました。

【リンク】

Wiki:クロード・シャノン

https://vision.unipv.it/IA1/aa2009-2010/ProgrammingaComputerforPlayingChess.pdf

アラン・コトック(Alan Kotok)とジョン・マッカーシー(John McCarthy)

アラン・コトック(Alan Kotok)とその指導者であるジョン・マッカーシー(John McCarthy)は、アメリカ合衆国の計算機科学者で、チェスプログラムを開発して、ロシアが開発したチェスプログラムと史上初のコンピュータ同士で対戦してが、敗れてしまいます。

【リンク】

Wiki:アラン・コトック

Wiki:ジョン・マッカーシー

マービン・ミンスキー(Marvin Minsky)・リチャード・グリーンブラット(Richard Greenblatt)

リチャード・グリーンブラット(Richard Greenblatt)は、アメリカ合衆国のプログラマで、マービン・ミンスキー(Marvin Minsky)の弟子でした。

マービン・ミンスキーは、「人工知能の父」と呼ばれるくらいすごい人で、「The Society of Mind」という本を書いています。

そして、2人は世界で初めて人間のトーナメントに出場できるレベルのチェスプログラム「MacHack」を開発し、、レーティング「1243」を記録しました。

ここで、よく将棋・囲碁・チェスなどで棋士(プレイヤー)の強さを表す「レーティング」について調べてみました。

レーティングは、正式には「Elo-rating system」と呼ばれ、統計的な指標であり、強さを表しています。 日本の「段」や「級」に相当するものです。

そして、対局において、一方が勝つ確率「p」は以下の式で表せます。

「d」は自分と相手の強さ(レーティング)の差を表しています。

d=0 のとき、p=1/2 となり、どちらが勝つか分からないということになります。

【リンク】

Wiki:リチャード・グリーンブラット

Wiki:マービン・ミンスキー

ケン・トンプソン (Ken Thompson)

ケン・トンプソン(Ken Thompson)らは、1980年に行われた大会で、「BELLE」というソフトで出場し、優勝しました。

このプログラムはコンピュータチェスの進化に貢献する2つの要素があったといわれています。

1つは、ハードウェアから高速化に努めたことで、もう1つは、ケン・トンプソンが UnixC言語 を開発した、ということです。

Wiki:ケン・トンプソン

DEEP BULE vs カスパロフ(Kasparov)

1997年に、IBMのコンピュータチェスプログラム DEEP BULE が ロシアのチャンピオンであるカスパロフ(Kasparov)を破りました。

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