【Pandas】 DataFrame のインデックスを置き換える方法【Python】
今回は、Pandas の DataFrame型で、インデックス(index)を分かりやすいものに置き換える方法について紹介します。
index は、DataFrame 作成時に特に指定しないとデフォルトで整数 0 ~ 割り振られます。このインデックスを RangeIndex といいます。
例えば、映画データを read_csv で読み込むとインデックスは以下のようになります。
index は、
- DataFrame 作成後に変更する
- CSVファイル読み込み時に指定する
方法の2種類あります。
Contents
DataFrame 作成後に index を変更する方法
DataFrame型の set_index 関数を用いてインデックスを変更します。
1 2 3 |
movie = pd.read_csv('data/movie.csv') movie2 = movie.set_index('movie_title') movie2 |
index として使いたいカラム名を指定します。映画のタイトルが index になったことが確認できます。
なお、index として使用したカラムは削除されます。
CSV ファイル読み込み時に index を指定する方法
もう一つの方法は、read_csv で読み込む際に index_col でインデックスとして使うカラム名(CSVファイルの1行目の項目)を指定します。
1 2 |
movie = pd.read_csv('data/movie.csv', index_col='movie_title') movie.head() |
こちらも、index として使用したカラムは削除されます。
index をカラムに戻す方法
index をカラムに戻すには、reset_index 関数を使います。
index が整数値の RangeIndex に戻ります。ただし、注意しないといけないのは、戻したカラム(元はindexだったもの)は、先頭に戻るので、カラムの順番が変わってしまいます。
1 |
movie2.reset_index() |
参考書籍
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